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【加藤文果ベストセレクション】禁断のディープラブレッスン

  • 作家加藤文果
  • イラスト桐矢
  • 販売日2016/06/14
  • 販売価格600円

「一人で何をしているんだ、はしたない……こっちに来なさい!お仕置きが必要だな」おしとやかで慎ましいヒロイン達。結婚して幸せになるなんて夢見ていたけれど。現実には好きな人に告白できない、夫が新婚直後から長期出張、格式高い名家に嫁いで認めてもらえない、そんな毎日に寂しさを感じてしまう。好奇心と不満解消のつもりで自らを快楽へ導いている最中、あの人に覗かれてしまって!?「私、そんなつもりじゃなかったんです……!」今更言い訳なんて聞き入れてもらえない。どうしよう、気持ちよくって体が反応しちゃう!大人の悦びを教え込むシークレット・ラブレッスン『押入れベッドの恥辱研修 ダメ、下に聞こえちゃう!』他3作品収録!

「ダ、ダメッ……り、僚太(りょうた)さん……お義兄(にい)さまが……」
 ギシ、ときしんで揺れるベッドで私は身を固くした。ナイティの前ボタンを外しにかかった僚太さんの手を掴んで『お願い、やめて』と目で訴えかける。
(あの隙間から……お義兄さまが私たちを覗いてるの!)
 声には出せず、必死で目で訴えているのに、私の夫……僚太さんは困惑したように眉根を寄せながら、駄々っ子に言い聞かせるように額から髪をそっと撫でてくる。
「日南子(ひなこ)……今日もお預けなんて、許さないからね。結婚してもう二週間なんだから、日南子もそろそろ大人にならないといけないよ。ね、夫婦が求め合うのは当たり前なんだから、さぁ、体の力を抜いてごらん……」
「ち、違う……僚太さんっ」
 熱い息が耳をくすぐってくる。男性の肌にまだ慣れていない私の体は強張(こわば)って、カァッと全身の血が粟立(あわだ)ってしまう。
「そ、そうじゃないの、あのね……あ、あぁっ……」
 夫の僚太さんは、恋人時代よりもずっと激しいキスを求めてきた。柔らかくて気持ち良い唇が触れると、ふわっと体の力が抜けていく。
 イヤイヤと首を振っても、なだめるように私の体を抱き寄せ、肩や背中を愛しげに撫でてくる。
 頭の中がボウッとしてきて、抗う手の力が弱まっていくのがもどかしい。
「いいね。日南子……」
 タイミングを計り、僚太さんは厚い胸で私を押さえ込んで、大きな手でナイティをはぎ取ってしまった。布団はめくられ、薄暗がりの中で私の白い脚と、僚太さんの浅黒く筋肉質な肌が絡み合っていく。男性の膝下の体毛が私のふくらはぎを撫で上げていくと下腹部にキュッと疼(うず)くような感覚が生じた。
(な、なんか変な気持ちっ……)
 自然と息が乱れてしまうのが恥ずかしく、私は恐る恐るベッドの上に視線を向けた。心なしか隙間から覗く瞳がさっきよりも爛々(らんらん)と輝いているように見える。
「り 、僚太さん……さっきから言ってるけど、お義兄さまが上にいるんだから、だめよ……」
 小声で注意しているのに、夫の僚太さんは全く相手にしてくれない。
「大丈夫だよ、兄貴は一度寝たら起きやしないんだから」
「……で、でも……」
(起きてるのよ! お義兄さまは、さっきからずっと私たちを覗いてるのっ!)
 そう声に出したくても、本人の視線が注がれている場で伝えることはできなかった。ジッと目を凝らしている義兄の眼球が、二段ベッドのマットレスの隙間から、はっきりと私に向かって焦点を合わせてきている。
 それは粘りつくチューインガムのように私たち夫婦の寝台にまとわりついてくるようだ。荒い息遣いさえ鼓膜に忍び込み、夫と同化して私の体を弄ってくるような気さえする。
(前からなの……部屋を移ってから、お義兄さまはずっと夜の行為を伺ってるのよ)
 新婚夫婦のベッドの上で、義兄が夜の行為を覗いているなんて、信じてもらえないのも無理はない。私だって信じたくないと思っている。それなのに、同室になって以来、彼の覗き行為は日に日にエスカレートしている。
「明日からまた長期出張なんだよ。しばらく離れなきゃいけないんだから、今夜は言うことを聞いておくれ……ほら、日南子だって、新婚初夜に比べればエッチの気持ち良さがわかりかけてきているんだろ?」
「あぁんっ……り、僚太さん……今日は、やめて……お願い……」

ご意見・ご感想

編集部

ぜひともお手に取って(電子書籍ですので感覚的な意味合いで…)お読み下さいませ!!

ロマンスと官能を知り尽くしたお義父さまお義兄さま、そしてこれから成熟していくであろう義弟くんそれぞれが、奥ゆかしく慎ましやかなヒロイン達を時に掌で転がしながら、時に全力でぶつかりながら…めくるめく快感の世界へ導いてゆきます(*゚o゚*)

戸惑いながらも彼らを受け入れていくヒロイン達の、上気する息遣いまで聞こえてきそうな
圧巻の4篇…!!
ノンストップシークレットラブレッスン、ドキドキが止まりませんっっ((*´∇`人´∇`*)))

2016年6月14日 5:40 PM

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