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【the実録人妻2】悩ましい火照り

  • 作家藤崎淳美
  • イラスト
  • 販売日2012/11/9
  • 販売価格100円

某スポーツ紙の連載ルポ「風俗*人妻本音がたり」がついに電子書籍化!「満たされたいから冒険したいの……」。妻たちの婚外性愛はここまで大胆に!?夫に内緒で乱交パーティーを主催する人妻、名器過ぎる人妻デリヘル嬢、前立腺プレイに生きがいを感じる性感マッサージ嬢、老舗人妻ピンサロ嬢の濃厚接客、大胆3Pに喘ぐ淫乱妻、匂い付きパンティーを奪われて興奮するコンビニパート女性、クリ舐め好きのパイパン妻、ヌード撮影会で感じるバイブオナニー妻など、生身の彼女たちのアブノーマルな欲求をリアルに伝える渾身のレポート。取材から実話を元に構成した人気シリーズで奔放人妻エロスに大接近!

Vol.1 痴女系M性感マッサージで快楽を仕込む前立腺プレイ専門のフリーランス嬢

男の秘められた快楽ゾーン、前立腺の刺激で天性の才能を発揮し、男たちを虜にしているマッサージ嬢がいる。現在は多くの指名を受けていたM性感サロンを退き、熱烈な支持者たちから直接の電話受注により個人で派遣型マッサージを行っている。

取材待ち合わせ場所の駅前改札に現れた彼女は透明感のある素肌とどこか影のある眼差しが印象的な女性だった。小柄で肉付きの良い体には色香が漂っている。

取材から実話をもとに構成するシリーズ。まずは田端佳織さん(仮名=31)のケースを紹介しよう。

*********************

「家の都合で、しばらく来られなくなりそうです。どうやら妻にばれて……」

いつものラブホテルで得意客の石井が口を開いたとき、佳織は裏切られたような気持になった。

「私と別れられないって言ってなかったっけ?」

「それは、そうですけど……。しばらくは外出も難しそうなんですよ」

石井は顔をゆがめる。40代の既婚者で大手企業の管理職に就いている彼は、佳織の上客だった。

「じゃあ、しばらくお別れってことね?」

佳織が男の後部のすぼまりに触れると、大きな体がピクッと反応した。彼はこのマッサージに出会って悦びに開眼したのだ。

「……他店に行くつもりはありません……一生、佳織さんに付いていきたい」

「当り前じゃない」

佳織がМ性感マッサージを始めたのは、飲食店のバイトをしていた20代の初めに、SMクラブにスカウトされたのがきっかけだ。腸壁の一部を刺激し、羞恥をあおる言葉を囁くと、強面の男性でさえ身悶えし喘ぎ声をもらす。佳織は男の快楽をコントロールすることに充足感を覚えるようになった。今では特定の客とだけプレイする、フリーランスのM性感嬢となった。

「だから奥さんと程々にセックスしなさいって言ったじゃない」

多くの顧客がいるものの、石井を失いたくはなかった。一から仕込んだ愛着ある彼女の性奴隷なのだ。

「家が落ち着いたらまた連絡します……佳織さんの事は決して忘れません」

別れの抱擁で石井は涙を浮かべている。

プレイ中、佳織の体に触れることは基本的に禁止されていた。キスやセックスもなく、猥褻な言葉で彼を追いつめ、前立腺とペニスを快楽に導く。この従属関係こそが石井を陶酔に導く。彼は人形のように弄られる行為に酔い痴れていた。

「必ず連絡しますから……」

石井の小さな声が悲しく響いた。彼女の仕事には、こうした離別は付き物だ。どんなに強い快楽を与えても、永遠に繋ぎ止めておくことはできない。

佳織は胸が締め付けられるような寂寥感を覚える。愛着ある相手に去られたときに、会社勤め経験もなく、履歴書にも書き記せない特殊な経歴のはかなさが、不安となって彼女を包み込むのだ。彼女もまた客とのプレイによってしか、生きている実感を抱けなくなっていた。

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