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三次元の嫁の座を狙っております~オタクな彼と甘々居候生活!?~

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  • 作家ひなの琴莉
  • イラスト中田恵
  • 販売日2017/01/31
  • 販売価格400円

「いつもこうして簡単に男に抱かれているの?」「夢じゃなきゃ、こんなことしない。石黒さんに興味が湧きすぎてこんな夢見てるの」なんて言って、甘い一夜を過ごしてしまった!朝起きたらすべてが……現実だった。仕事も、恋も、うまくいかないヒロイン穂菜実だったけれど、とあることがキッカケで、条件付きで友人の同僚・石黒の家に居候することに。大失恋してやっと恋をすることが出来るようになり、穂菜実は石黒に惹かれたが……。二次元の嫁を持つオタクの彼には一癖も二癖もあって上手くいかない。それでも、石黒に好きになってもらいたい穂菜実は、色々と努力をするのだけれど……。この恋は実るの?甘くて淫らな居候生活。

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プロローグ
「石黒(いしぐろ)さんともっと、もっと仲良くなりたい」
 普段なら恥ずかしくて言えないようなことでも、夢の中だから抵抗なく言える。
「夢の中だから……言いたいこといっぱい言わせてください」
「……夢だと、思ってんの?」
 ちょっとだけ驚いた声音になった。妙にリアルな夢だと思いつつも、思考があまりハッキリとしない。夢の中でも素っ気ない態度に胸がキュンとしてしまう。こんな石黒さんってどんなふうに女性を抱くのだろう。もしかして、交際経験がなくて童貞かもしれない。
「まだ眠ったほうがいいですよ。俺も居間で寝ますので……」
「待って!」
 ベッドから抜け出して追いかけようとした私は、バランスを崩して倒れてしまう。盛大に転んだのに痛くないのは夢の中……じゃなく、石黒さんの上に乗っかっちゃってるから。
 おそるおそる視線を動かすと、顔が近くにある。
 私はとてつもなくキスしたい気分になってしまい、自ら石黒さんの唇に自分の唇を押しつけた。柔らかい石黒さんの唇の感触にうっとりし、もっと深く口づけをしたくなり、唇を割って舌を差し込む。
「んっ!」
 石黒さんは突然の行動に驚いているみたい。普段ならこんなに大胆な行動はしないけれど、夢の中だから平気。好きな様に動いてしまえっ!
 執拗(しつよう)に舌を絡ませてキスを堪能する。ペロペロと愛情をたしかめる子犬のように唇に吸いつく。
 石黒さんの硬いものが太ももに当たり、私はキスをやめて瞳を見つめる。
「しましょ?」
「……本気?」
「とっても」
 迷っているのか瞳が揺れていた。
 石黒さんに拒否されてしまっても、夢の中だからと強引に迫るつもりでいると……。
 石黒さんは覚悟したかのように私の頭を引き寄せてキスをした。
 上下逆になり、私が組み敷かれる格好になる。キスをしていた唇が首筋に滑り落ちてきて、チュッチュと吸いつかれる。くすぐったくて気持ちがいい。
「あっ」
 思わず甘い声が出てしまう。
 石黒さんが私の背中に手を入れてファスナーを下ろし、パーティードレスを胸の下まで引きずり下ろした。肩紐(かたひも)がないブラジャーが晒(さら)される。
「いつもこうして簡単に男に抱かれているの?」
 私はまさかという風に首を横に振った。
「夢じゃなきゃ、こんなことしない。石黒さんに興味が湧きすぎてこんな夢見てるの」
 石黒さんはクスッと笑ってブラジャーを外した。あらわになった胸を手のひらで包み込むと、優しく揉(も)みしだかれる。
「はぁっ、んんっ」
 乳頭を親指で撫(な)でられるとコリコリと硬くなって、敏感になった。甘い痺(しび)れが全身を駆け抜ける。
 あぁ……なんて淫らな夢なのだろう……。とっても、気持ちよすぎる……。

ご意見・ご感想

編集部

何気なく同意した、悪口とも聞こえるその言葉……
ま、まさか、聞こえていたなんて……!!

オタクとはあまり縁のない生活を送ってきた穂菜実ちゃんは
既婚者(二次元限定)石黒さんが気になる模様……
出会いの形は決して良かったとは言えませんが、
どうにかして仲良くなろうと、涙ぐましい努力をしまくります!
でも、最終的に嫁(二次元)には勝てる気がしない……

圧倒的な差があるものの、わたしはわたし。と前向きに石黒さんに
アタックしていく穂菜実ちゃんの健気さには胸打たれること間違いないです!
ゼロ、どころか印象は若干マイナスからスタートしてしまった二人。
穂菜実ちゃんは無事に三次元の嫁の座をGETできるのか…?
ふとした瞬間に石黒さんの見せるデレにドキドキしつつ、
甘くてちょっぴり切ない二人の居候生活、ぜひお楽しみください!

2017年1月31日 9:52 AM

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