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図書館で玩ばれて~痴漢美少年の甘い指先~

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  • 作家深志美由紀
  • イラスト夜桜左京
  • 販売日2013/3/1
  • 販売価格200円

奈美さんは、痴漢されるのが好きなんだね…囁かれながらローターが秘部にあてられる。だめ、人に見られてしまう―しんとした館内で、奈美は図書館司書として勤めていた。人付き合いが苦手で、あまり会話を必要としない職を選んだのだ。そんな奈美には密やかな楽しみがあった。高校生の賢治くんがいつも本を借りるときに声を掛けてくる。応えているうちになんだか男の人にも慣れてきた。でも痴漢されているところを彼に見られて……。

(あ……っ。ま、また……)

足音を消して背後に立つ人影に、私ははっと息を飲んだ。

「はぁ……」

頭の後ろから聞こえる熱い息遣いに、書籍を本棚に戻す手が凍りついたように動かなくなった。背後から伸びてきた手のひらが、本の背表紙を支える私の手の甲にそっと重ねられる。指先同士が触れた瞬間、身体の芯がぞくりと震えた。

ぎゅっと瞳を閉じて俯く。かぁっと頭に血が上って頬が熱くなる。私を包み込むように、熱を持った身体が背後へぴたりと張り付いてきた。

スカートの上から、腰の丸みをやんわりと撫でる指。

(や……いや)

重ねた手に後押しされて本が棚へぎこちなく収まり、指が絡め取られる。背中に感じる男の人の胸板。本棚へ押し付けられるようにして肉体同士が密着し、腰からお尻へと続くカーブを確かめるように指先がうごめく。

(や、やめて……やめてって、言わなくちゃ)

そう思うのに、私の身体は震えるばかりでちっとも思い通りに動いてくれない。もともと人前で喋ることが苦手な私にとって、異性に強くものを言うことなど不可能に近かった。

「……なんで、抵抗しないの? いつも」

背後の人影が、かすれた声で問い掛ける。

少しずつスカートを捲り上げられて、ショーツに包まれた膨らみが空気に触れた。私は泣きそうな気分で、ぎゅっと身を硬くすることしかできない。

指先が足の付け根へ滑り落ちて、布越しに私の一番大切な場所に触れる―。

「ねえ、本当は、待ってるんでしょ。俺にこうされるの。いつもいつも、待ってるんでしょ」

―違う。

否定は声にならない。

そして長い指が、いつものように、私を掻き乱してもてあそぶ―。

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