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発情だけじゃダメですか?~恋に甘く縛られて~

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  • 作家乃村寧音
  • イラストもなか知弘
  • 販売日2015/12/18
  • 販売価格300円

「俺をこんなに好きにさせて、ひどいよ」広告代理店のクリエイティブ部門で働く、お嬢様育ちで男性経験皆無の莉子は、クールなエリートとして社内で有名な亮に頼んで処女を卒業させてもらった。付き合うつもりはなかったのに、亮は「せっかくだからデートしよう」と。慣れない莉子と百戦錬磨の亮がお互いに翻弄し合って恋は大混乱!発情から始まったお付き合いが恋愛に変わるまでの物語。

「舌だけなのに……。ほんと上達が早いな……。んっ……。あーヤバい」
わたしは岡崎(おかざき)亮(りょう)の股間に顔を伏せ、ペニスを舐めていた。舐めているうちにどんどん硬く大きくなってくるのが面白くて、つい長い時間舐め続けてしまう。
ネクタイで後ろ手に縛られているから、手が使えない。そんなにきつくされたわけでもないのに、わりと外れないものだ。
舌だけでやってみろよ、って言ったのは亮のほうだ。亮は、「俺、ちょっとSだからさ」と自分で言うくらいなので、エッチのときはけっこう意地悪だ。
「これ外してよ、手で擦りながら舐めたい」
「ダメ、そんなことされたら俺が保たないから」
「えー。なんかもどかしい……。もう、わたしもぬるぬるになっちゃってるんだもん……」
「ひと月前まで処女だったくせに、そういうこと平気で言う? じゃあ、これを入れてやるよ」
亮がローターを取り出し、ヴァギナの中に入れ込んでしまった。スイッチが入れられると、ヴァギナの奥の振動に、思わず身体が震えた。
「あ……。いや……」
「ほんと、ぬるぬるになってるな。……なあ、そんなに俺としたかったの?」
「うん。昼間くらいから、早く亮さんとエッチしたいなぁって思ってた……」
「エッチしたいな、か。せめて会いたかった、って言えないもの? まあ、いいんだけどさ……。じゃ、遠慮なくやらせてもらうけど、いい?」
亮がわたしの頭を押さえ、喉元に押し込むようにペニスを出し入れし始めた。わたしは思わずえずきそうになりながら、必死で舐め続けた。
「こっち見ろよ」
見上げると、亮がちょっと笑った。
「涙目になってるぞ。いい顔してる。このまま、口に出してやろうか」
まだそれはされたことがない。精液ってどういう味なんだろう? 匂いはあまり、美味しそうではないけれど。
手を縛られて抵抗できない状態で、今は、舐めている、というよりも口を犯されている感じだ。別に、嫌じゃない。嫌ならたぶん、噛んでいるし。それはおそらく、亮だってわかっているのだろう。
亮も興奮してきたのだろう。口の中に少ししょっぱいような、ねとねとした液体が広がってくるのを感じる。このまま、出されちゃうんだろうか……。ヴァギナに入れられたローターの振動が、さっきより強くなってきた。亮がリモコンを持っているから、操っているのだろう。気持ちいいところに当たったり、ずれたり、いくにいけない感じがもどかしくて、わたしは亮を見上げ、目で訴えた。
(入れて……)
すると、空気を読んだのか、亮がわたしの口からペニスを引き出すと、
「前? 後ろ? どっち?」
と訊いてきた。
後ろ、と答えると、ベッドに転がされ、軽くお尻を叩かれた。
「そうだな、縛られてるんだから、こっちがいいか」
膝を折る形でうつ伏せにされた。初めての格好なので戸惑っていると、ヴァギナからローターが抜かれた。中から零れてきた蜜がヴァギナの周りをだらしなく濡らしたのを感じ、そんな姿を晒しているのも恥ずかしかったけれど、指を入れられ中を弄られると、気持ちが良くて、自由の利かない身体を捩(よじ)って喘ぐしかなかった。
グブ、と空気交じりの水音がする。思わず身体をくねらせると、余計に深く差し込まれた。
「あ……ああっ」
「もう、ぐっちょぐちょじゃん。入れて欲しいんだろ?」
亮の声色で、興奮しているのだ、と感じた。亮は興奮してくると、むしろ普段より、少し静かな感じになる。
「入れて欲しかったら、おねだりしてごらん」
すぐには入れてもらえないらしいと気が付き、わたしは切なくなり喘いだ。これだけ濡れているのだ。もう入れて欲しかった。
「や……。いじわるしないで……。もう、入れて」
また、軽く叩かれた。
「入れてください、だろ」
「はい……。入れてください」
うつ伏せだけど、膝は開いた状態だからかえって何も抵抗できない。膝を閉じることもできない。そんな状態で、亮の指が、クリトリスの周辺をじわじわと撫でる。ぶるっと震え、いきそうになるとやめて、ヴァギナへの出し入れに戻る。交互にされると、とてもじゃないけど我慢できなくて、僅かにしか動かせない身体をばたつかせて喘いだ。
「気持ちいい?」
「はい」
「入れて欲しいの?」
「……はい」
「じゃあ、このままぶち込んであげるからね」
ヴァギナの割れ目に、切っ先が当たったのがわかった。そのままズブズブとかき分けるように入ってくる。初めてのときは痛かったけれど、でもすぐに気持ちよくなってしまった。
亮はわたしに「初心者のくせにエッチの才能がありすぎる」と言った。本当にそうなのかどうかわからないけれど、わたしはずっとエッチがしてみたくてたまらなかったから、亮とできたことは渡りに船というか、ある意味すごくありがたいことだった。
背後から思い切り打ちつけられ、奥まで届く感覚に、わたしはシーツに上半身を擦り付けながら喘ぎ、耐えた。
「いきそうなとき、言えよ」
「あ……、んっ、んんっ、うう……。だめ、亮さんわたし」
「奥も、良くなってきたんだろ? 当たってるか? 気持ちいいとこ」
「うん……。あ、あ、ああんっ」
奥に届かせたまま、ぐりん、と回されると耐えられなくてヴァギナがびくん、とうねった。
「いい感じだな……。そろそろ、いけるようになるかな。莉子(りこ)ちゃんの中ちょっと狭いからさ、俺も気持ちよくて、そんなに、持たない……」
そんなことを言いながら、亮がヴァギナに手を伸ばしさっきのローターをクリトリスの近くに当てた。底が抜けそうな快感が走る。とてもじゃないけれど、長くは耐えられそうになかった。
「あ、それは……、やめ、て、あああ、あ」
「すごいよ、奥からどんどん溢れてくる。もういきそうだね。あー気持ちいい、俺も、すごくいい……」
「あ、ん、んんっ、だめえ、イっちゃう……あ、あああ」
「莉子……俺もイクよ……」
その後はもう、亮からも言葉は出てこなかった。最後は、男も余裕がなくなるのだ。喘ぎながらガンガン打ちつけてくる。
そのまま、自由のきかない身体でわたしは達してしまい、亮もそんなわたしの中で果ててしまった。もちろん避妊具はつけてもらっているけれど、ドクッと波打ちながら、精液が最奥で出されている感じが、なんとなくわかった。

「……泊まっていけば? 明日休みじゃん。どっか行こうよ」
「どっかって、どこですか?」
わたしは、玄関でブーツを履きながら答えた。
亮は同じ広告代理店に勤めているのだけれど、わたしよりずっと稼いでいるので、恵比寿の高級マンションに住んでいる。広めの1LDKで、芸能人も住んでいると噂される物件だ。わたしは東京育ちだけど、田園調布の古い一軒家で育ったので、都心のマンションは新鮮に感じる。
わたしも今は実家を出て学芸大学駅に住んでいるのだけど、ここよりはずっと地味な感じのマンションだ。
「それは俺もまだ何も考えてないけど。買い物とか、メシとかさ。莉子ちゃんが行きたいところとかあれば、付き合ってもいいよ」
「んー、わたしもエッチはしたいですけど、明日は実家に帰らないといけなくて」
「また? なんか休みのたびに帰ってない? 用事があるの?」

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