夢中文庫

エロティックラビリンス~あなたに抱かれたい夜~

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  • 作家鮫島礼子
  • イラストnira.
  • 販売日2015/1/16
  • 販売価格300円

私の本当の気持ちって!?
短大生の私は友人の礼香に誘われて初めての海外旅行へ出かけた。青空と溶け合うようなプールと甘いカクテルの誘惑。
礼香の恋人の紹介で私は日本人の星野海斗さんと出会った。初めての経験の連続で感情が高ぶり海斗さんと蕩けるような一夜を共にした私。
夢のようなひとときはあっと言う間に終わりを告げて日本へ帰国をした後は学生寮を出て就職先で仕事に追われる日々。
バリ島の思い出は少しずつ遠のいていった。
月日が流れて私は付き合っている同僚からプロポーズをしてもらったのに喜べずにいた。私は「この人」と結婚をしたいのか?
それとも、結婚をしたいだけなのか? 迷ってしまい……。

 え、こんな場所でキスをしたら誰かに見られちゃう。私は拒もうとしたのに彼は強引に私の唇を塞(ふさ)いだ。砂浜でのキスは潮の香りが漂う。口の中にじゃりっと細かい砂が入ってくるので私は舌先で口の中の砂をかき集めて吐き出してしまいたい。それなのに彼の舌先が私の口の中をねっとりと動き回って私を支配する。ぬるりとしたお互いの唾液が混ざり合って溶けてゆく。
 いけないわ。もう、いい加減に彼から離れないと。私は初対面の見知らぬ男性とキスをしている。普段の私の行動からは信じられないような大胆な行為だった。知り合いの誰かに見られるかと思うと気が気じゃないのに彼はキスをやめようとしない。私達はねっとりと舌を絡ませたまま、白い砂浜にゆっくりと倒れ込む。思ったほどの衝撃は感じなかった。砂にすっとのみ込まれる様に私達の体は沈んでゆく。
「いいよね」
「うん」
 駄目なの。ここじゃ駄目なのに。そう思っている気持ちとは裏腹に私はコクリと頷(うなず)いて彼を受け入れる。クリーム色のワンピースを着ていたのにいつの間にか私は裸になっていた。十分に濡れている花びらをめくって彼の熱いモノが私の中に入って来る。初めてなのにあまり痛くはなくて私は驚いた。痛みを感じるどころか花びらの中はしっとりと蜜で満たされている。
 どうしよう。こんなに濡れて恥ずかしい。本当に初めてなのに。初めてじゃないと思われたら困るわ。遊んでいる女だと思われたりして。心の中で複雑な感情が入り乱れる。彼はこんなに濡れて感じやすい私をどう思っているのだろうと想像すればする程、私の中の蜜はねっとりと濃厚な液体に姿を変えてゆく。
 濡れ過ぎだわ、私。本当に初めてなのに。処女なのに。誤解されちゃう。お互いの唇の中を舌先で探り合いながら、きつく抱き合い一つになって感じ合っているとオレンジ色に燃える夕陽が黄金に輝く海の中に沈んでいった。
「そうだ。もう行かなくちゃ! 飛行機の時間なの」
 私ははっとして彼を押しのけて思い切り起き上がった。
 伸ばした足が壁にぶつかった。その衝撃で目覚めた私は急いで枕元のスマホを眺める。時刻は朝の五時になるところだ。
「よかったー。夢だったのね」
 今日から生まれて初めての海外旅行に出かける。パスポートを取って旅行の準備はしてあるけど、やっぱり落ち着かない。
 私、芝崎(しばさき)あゆみは、友人の阿藤(あとう)礼香(れいか)ちゃんに誘われて短大の卒業記念旅行に出かけることになった。ラッキーな事に今回の旅費は全て礼香ちゃんの父親が負担をしてくれる。礼香ちゃんは社長令嬢で小学生の頃から何度も家族で海外旅行に出かけている。礼香ちゃんは昨年の夏休みに家族でバリ島に出かけた。家族には内緒だが現地で知り合ったカデ君と恋人になった。礼香ちゃんはカデ君とゆっくりデートをするのが目的で私をバリに誘ってくれた。カデ君は仕事があるのでずっと一緒に過ごすのは難しい。カデ君がいない間は二人でエステや観光を楽しむつもりだ。昨日も眠る前に礼香ちゃんからの電話でカデ君とのラブラブ話を聞いた私は触発されて夢の中でエッチな体験をしていたようだった。
「危なかったー」
 二度寝をするのは危険だと思い、私はベッドを出てもう一度スーツケースを開けて中身を点検する。何しろ初めての海外旅行なのでドキドキしている。いつも使っている化粧水やボディソープ、ドライヤー、水色のカラフルな花柄の水着。
「パレオ付きだから大丈夫だよね」
 私は自分の顔にもスタイルにも自信がない。そんなにブスではないと思っているけれど特別に可愛い顔をしているとは一度も思った事がない。けれど美人でスタイルがいい礼香ちゃんと一緒にいると何故か少しだけ自信がつく。私にはこんなに素敵な友人がいるのよってみんなに見せびらかしたくなる。礼香ちゃんは好き嫌いがハッキリとした性格だ。周囲に誤解をされる面があるけど根は純粋でサッパリとしている。本当のお嬢様育ちだから細かい事を気にしないし、優柔不断な私にハッキリと意見を言ってくれるので私は礼香ちゃんを誰よりも信頼している。
「準備はオッケーね。そうだ。足のネイルを塗りなおそうかな」
 シャワーを浴びるにはまだ早い。私が住んでいるのは学生専用の女子寮なのでこうした長期休みの期間は朝早くに起きる子がいない。あまり物音を立てると他の部屋の子に迷惑がかかる。
「ついでにパックをしようかな」
 私はそわそわして落ち着かない気持ちを何とか静めようとあれこれと部屋の中で静かに動き回っていた。

「よかったねー。三十分遅れか。着くころには取り返しているから」
 礼香ちゃんは落ち着いた口調で微笑みながら私を見る。
「もうー、飛び立たないのかと思ってドキドキしたよー」
 私は定刻通りに飛び立たない航空機の中で雑誌を読みながら不安だった。空港に着いて礼香ちゃんと落ち合い、全ての手続きを終えて早々に飛行機に乗り込んだものの何故か席がダブルブッキングになっていて見知らぬ外国人が座っていた。

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