『希代の術師』と謳われた祖父が残した膨大な日記。相田透子は、表の世界では医者だが裏の世界では除霊師として生きていた。日記には共に暮らす警視庁捜査員田神涼と、その後輩斉藤との関わりのヒントまでも記されていて…。涼と生きていくことを固く誓った透子は思い切って自宅をリフォーム。引越しの荷物を二人で片付けようとした矢先、涼が事件で呼び出されてしまった。ホスト殺害事件に駆り出された涼は、ホストクラブ『Stand Guys』の秘密に迫る。覚悟を決めて最奥部に入り込んだ涼が見たのは、両刀使いの権力者日高の姿。一方、その日高と因縁の深い畑中に拉致されてしまった透子。畑中は実は術師だった。透子の式神に導かれ、涼は透子を救い出せるか?!