桜子はコンビニで接客をし、品出しをして──普通のアルバイトに日々勤しんでいる。そして同じ店で働く品川壮真を「コンビニプリンス」とひそかに憧れていた。彼は柔らかい物腰でお客様対応は完璧、芸能人顔負けレベルのルックスを持ち、いつも桜子が困っているとさりげなくフォロー。それは桜子が憧れる王子様のよう。いつか一緒にカフェでデートが出来たらと願っていた。休日、桜子がふと目にした高級そうな黒塗りの車から、壮真が降りてくる。見間違い?桜子が彼にその疑問をぶつけると、見たことは忘れて欲しいと言う。その代わり桜子の希望通りカフェデートが実現。──壮真の正体は…?身近な場所にいた王子様との夢見た甘い恋がはじまる!