仕事で博多に出張滞在している実理は金曜の夜、そこのスタッフである和寿と出会う。意気投合し、誘われるままに二軒目へ。少しくらいはハメを外してもいいだろう、ここは博多、もう来ることはないだろうから。そう思ってワンナイトに臨む実理は、激しく、しかし大切に扱われ、和寿と熱く激しく結ばれる。だが和寿が急に仕事だと言って、慌てて帰ってしまい、遊ばれたんだと自覚する。もともとワンナイトのつもりだった、そう思ってみても、傷ついてしまう。実理は交わした連絡先もブロック&削除し、日常に戻ったのだが、新しい案件で向かった会社で和寿と顔を合わせてしまう。そして戸惑う実理に和寿が告げる。逃がさない、と。どういうこと!?