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レンタル彼氏と新婚旅行で初めてを見破られないために~偽装花嫁は恋に溺れて~

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  • 作家加藤文果
  • イラストあづみ悠羽
  • 販売日2016/07/25
  • 販売価格400円

幼なじみの婚約パーティーで学生時代の非モテキャラエピソードを暴露された莉里花は、女友達の手前、御曹司とハワイに新婚旅行に行くとありもしない話をぶちまけ「じゃあFacebookに出してよ」と、友人たちに証拠を求められてしまう。実は無職無収入彼氏ナシのどん底状態なのに。一世一代のウソを突き通すためにハワイ旅行とレンタル彼氏を手配した莉里花。空港で待ち合わせた花婿役の漣くんは超美形男子。写真撮影と交換条件にドSモードでリアル初夜を求められ絶体絶命!?「夫婦が愛し合うのは当然でしょ」「これは偽装なんですからっ」どっちがウワテか、真剣勝負の炎上寸前ロマンティック溺愛ブライダルストーリー。

「な、何言ってるのっ。漣(れん)くん……この結婚は偽装だって言ったじゃない!」
「莉里花(りりか)さん、契約内容を忘れたの? オファーは新婚旅行同行だったはずだよ。僕は責任感が強いタイプでね」
「い、いいんだってば、そんなにマジメに考えないでっ……」
「今さら、そんなこと許さないよ。こんな色っぽいバスローブ姿を見たら普通、新郎はガマンできないでしょ……」
「は? い、色っぽい……!?」
 いきなり眩暈(めまい)がして動悸が激しくなった。
 “非モテ代表”扱いばかりされる、地味でさえない十人並みの風貌に、彼氏いない歴=年齢の私が色っぽいはずがない。
「あれ、まさか自分で気づいていないの? 莉里花さんが男の目から見たらたまらなくセクシーだってこと。本当はウエディングドレスを着た時点で襲いたかったんだけど、神聖な教会の中だから自粛しておいたんだよ」
 悪魔のように魅惑的な目で、漣くんは私に微笑みかけてきた。
(なに、この笑顔の威力……想定外なんだけど……!)
 免疫のない私は、その顔を見ただけでズキュンッと倒れそうになる。
 まるで本当の新婚夫婦間で交わしあうような眼差しで、私はハートを砂糖菓子でコーティングされたかのように身動きできなくなってしまいそうだ。
(……そんな瞳で見つめられたら、私まで本当の結婚のように錯覚しちゃう……)
「く……うぅっ……」
「何? 莉里花さん、大丈夫?」
「ちょと眩暈……しただけ……」
 はぁっと大きく深呼吸する。
 時差のあるハワイに着いて、強行スケジュールをこなした後で早めの夕食を終えてホテルに戻り、シャワーを浴びたら旅の疲れが出てきたのだろうか。
 女友達との飲み会や旅行とは訳が違う。過去に経験のない規模のプレッシャーに私は打ちのめされそうになっていた。
(た……他人と……特に男の人との同行ってストレスが半端ないんだけど……)
 女子校出身で、その後はパソコンに1日中向き合うブラック企業に就職し、アプリ開発事業部のゲームデザインの仕事を担当していた。ハードなサービス残業で花の20代を駆け抜け、ようやく仕事が軌道に乗ったと思っていたのに、いきなりプロジェクト終了の人員整理で無職無収入になっている私。
 本来はお金を使わないように家に閉じこもっていたい気分だった。
 それが疑似とは言え、ゴージャスなリムジンで送迎されて高級ホテルへハネムーンに来ているのだから、運命はわからない。
「顔色が悪いよ。ベッドで休んだ方がいい」
「……うん……そうしようかな……」
 きらびやかなウエディングドレスと花婿の抱擁、夕陽が見える丘での記念撮影、どれも自分の日常からかけ離れていて、神経が消耗しているのは間違いなかった。
「あ……スマホ……」

ご意見・ご感想

編集部

学生時代の黒歴史(!?)は、誰にもツツかれたくないですよね…
特に当時仲の良かった友達には。
そんな女同士のちょっとした見栄が原因で莉里花はレンタル彼氏を派遣してもらう羽目に…(汗)

偽装結婚新婚旅行のフリを手伝ってもらうだけの筈が、
派遣されてきた超美形な漣くんは、万年乙女な莉里花にとんでもない牙を剥いてきて…!?

口から思わず出てしまったウソが極上に甘い罠となって莉里花を幸せに絡めとる…(#^.^#)
ロマンティックな『レンタル彼氏』第2弾です!!

前作
『レンタル彼氏の調教付き極上トップロマンス ~時間貸しお試し契約の恋人はS系社長~』
(司&優奈編)(http://muchubunko.info/aut/katofumika22/
とあわせ、ぜひお楽しみ下さい♪

2016年7月25日 3:23 PM

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