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極道のご主人様と同居生活!?~無垢なメイドは俺様組長に愛されて~

  • 作家黒羽緋翠
  • イラスト弓槻みあ
  • 販売日2016/11/15
  • 販売価格400円

「俺がかならずおまえを守ってやるよ。紗菜」家の事情で夜のバイトを探していた女子大生の水原紗菜は、スカウトマンに声をかけられたところを見ず知らずの男性に助けられる。怖い人かと思いきや、優しい口調で事情を聞いてくれた彼が気になるものの、親友から彼が加賀見組の組長、加賀見稜二だと聞かされる。ところが二人組の男が家に押しかけてきたことで稜二に助けを求めてしまった紗菜は、彼から「俺の専属メイドになんねえか?」と持ちかけられる。メイドとしてそばにいることを決めた紗菜は稜二に寵愛され、彼の優しさに惹かれていくが…極道の組長と女子大生の距離はあまりにも遠く、おまけに稜二のまわりにはたくさんの女性がいて…?


 有名な繁華街がある駅に降りた水原紗菜(みずはらさな)は、構内から見える眩(まばゆ)いネオンに茫然(ぼうぜん)とする。
 普段なら買い物に出かける時ぐらいしかこの駅に下車をしないし、まして夜の繁華街をひとりで歩くこともしない。
 なのに、いまの紗菜にはどうしてもこの駅に立ち寄らなければならない理由があった。
(だっ、大丈夫よ! きっと、バイト先を見つけられるから)
 心の中で自分を奮い立たせて、求人誌を握りしめた紗菜は、その勢いで繁華街がある改札口を出る。
 だが、駅を出たとたん、まるで異国の街に降り立ったような不安に襲われ、足が竦(すく)む。
「お姉ちゃん、俺と一緒にどこかに行かない?」
 そんな声をかけられただけで、身体をびくびくと震わせた紗菜は、首を横に振りながら早足で歩くのが精一杯だった。
(こんなことなら、瑞穂(みずほ)ちゃんにつきあってもらえばよかったな)
 あまりの心細さに親友を思い出し、泣き出しそうになる。だが、彼女に話した時点で、反対されるのは目に見えていたので話せなかった。
 だからこそ誰にも頼らずにバイトを探さなくてはならない。
 そんなことを考えながら繁華街を歩くものの、簡単には仕事が見つからなかった。
「ねえねえ、そこのかわいいお姉ちゃん。ちょっとセーラー服を着る仕事をしてみない?」
「セーラー服、ですか?」
「お姉ちゃんのようなかわいい子なら、JKでも十分通ると思うんだよね」
(よくわからないけれど、JKって女子高生のことかな……?)
 チャラチャラとした外見の男からそんな声をかけられ、その言葉に脚を止める。
 いかにも怪しげな男だが、藁(わら)にもすがる気持ちで、仕事の話を聞いてみたいと思った。
「セーラー服を着るお仕事です……か?」
「うん、男の人のそばに座ってるだけの簡単な仕事だよ」
(それなら、私でもお仕事ができるのかな?)
 そう思って詳しく話を聞こうとした瞬間、紗菜はとっさに誰かに腕をつかまれたことに気づく。
 こんな場所に知り合いがいるわけもなく、自分の身になにが起こっているのかすらも理解できなかった。
「誰の女に声をかけているんだ? おまえ」
 そこでドスの利いた低い声が響いた瞬間、男は笑顔をなくし、怯(おび)えているような素振りを見せる。
 そんな男の様子が気になるものの、後ろを振り返ることもできなかった。
「加賀見(かがみ)様のお連れの女性とは知らず、もっ、申し訳ありません」
「こいつが俺から離れて迷子になるから、探していたんだ」
(迷子って、私のこと……じゃないよね!?)
 状況がまったく理解できない紗菜は、腕を引っ張られて声の主に抱き寄せられる。
 男の人に抱きしめられているこの状況に茫然とし、身体が小刻みに震えた。
「こいつは俺の女だから手を出すんじゃねえぞ。ここらの人間にもそう言っておけ」
「はい、わかりました」
「なら、おまえは仕事に戻れ」
 どうして、男の人に抱きしめられているのかすらもわからずに、混乱する紗菜の耳に靴音が響く。

ご意見・ご感想

編集部

ピンチのとき、現れた王子様はどう見てもカタギの人じゃありませんでした…
家族の借金を肩代わりしてくれると紗菜ちゃんに持ちかけてきたのは、
最強と言って過言ではないほどの、カリスマ極道稜二さん…
彼がその見返りに求めてきたのは、なんと組長の専属メイド!?

とっても怖い人のはずなのに、紗菜ちゃんには蕩けるそうなほどに甘い一面も見せてきて…
かと思えば、とてもイジワルに求めてくることもあって…(*´艸`*)
しかし、相手は極道の組長!
ふたりを引き離そうとする障害は意外と多いようです…(ToT)

そんな中、稜二さんが紗菜ちゃんに求めるものとは-?

モッテモテ俺様組長と、心優しい姐さんメイドが紡ぐ、恋愛ストーリー♪
あなたの心を、虜にすること間違いなしです☆

2016年11月15日 11:39 AM

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