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わたしの隣の、ご主人様 ~不埒な情愛~

  • 作家逢見るい
  • イラストまろ
  • 販売日2015/1/30
  • 販売価格300円

携帯電話販売代理店で働くほんわか系OLのさやかには、誰にも言えない秘密があった。隣の家に住む美形な大学生の幼馴染、優太のペットだということ……。弱虫の苛められっこだったさやかと、生意気な小学生だった優太は、いつしか大人になり、ある日を境にご主人様とペットの関係になる。優太に命じられるがまま、縄で縛られ会社の制服に袖を通すさやかは、トイレで濡れたパンティを脱ぎ、自慰行為の報告メールを送信する。このままずっと、ご主人様とペットのままなのか。この行為に、愛はあるのか――。測りかね、さやかが優太に背中を向けたとき、思いもしなかった優太の想いが明らかになる。サディステックなのに純愛な、心温まる恋のお話。

首に巻きついた冷たいベルトの金具が、カチャッと高い音を鳴らした。
ベッドの上に浅く腰をおろして、わたしはわずかに膝を開く。太ももに置いた指先を、ゆっくりとソコへ運んでいく。
黒い総レースのパンティ越し、縦溝に沿い指を這わせると、掠(かす)れた甘い声が喉の奥から漏れた。
「――アッ」
焦らして、焦らして。少しずつ。もったいぶるように。パンティの上から、柔らかな肉の山を撫でていく。じっとりと湿った生地が秘裂(ひれつ)に食い込み、下腹部がじんっと疼(うず)いた。
腰がくねり、指の動きは自然と速くなっていく。体温が上昇し、両手足に力が入る。
片手に握りしめたベルトの端を、ぐっと強く引っ張った。
「くっ」
幅の広いベルトが、喉元をきつく締めつける。息が苦しくてたまらない。首の表面にはおそらく、締めつけられた赤い痕が残るだろうと想像できる。それでもわたしは、ベルトを引く手を緩めなかった。
「あっ、はぁっ……っ」
誰か、誰か来て――。
心の中で、願う。わたしの代わりに、このベルトの端を握り締めて、強く引いて欲しい。
汚らわしい雌だと嘲笑って、わたしの自慰行為を冷めた目で見下ろして。
それでもいい。それでもいいから。誰かわたしを、わたしだけを支配して、必要として――。
堪えきれず、わたしはパンティの隙間から直接指を侵入させると、ぬかるんだ温かな窪みの中へと、中指と人差し指を突き挿(さ)した。
腰が跳ねる。狭苦しいヌメヌメとした膣壁を擦って、奥へと突き進む。
「あっ、あっ」
素早く抽送(ちゅうそう)作業を始めると、みっともなくわたしの腰はかくかくと揺れた。
発情期の雌猫のように、嬌声(きょうせい)が零(こぼ)れる。粘膜が指に吸いついてくる。離すまいと深く、のみこもうとする。
早くも、イッてしまいそうだった。
それなのに―――。
「さや姉―」
自室のドアの向こう、突然廊下から、くぐもった優太(ゆうた)の声が響いて聞こえた。次の瞬間、驚き硬直してしまったわたしの目の前で、ガチャリとドアが開く。
「―――さや、姉?」
卑猥(ひわい)な格好のまま固まっているわたしを見据えると、優太は大きく目を見開き、そうして震える唇を開いた。
「さや姉……、そういうのが、好き、だったの?」
その恐ろしいほど美しく整った顔に、心なしか薄らと、微笑みを浮かべて――。

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