いい子だ、願望かなえてかわいがってやるから―― なんて自分勝手なの、こんなヤツだったなんて……。 入社六年目の曽我宏子は倉庫の奥で資料を探していたが、後から入ってきた社員が宏子に気づかず電気を消してしまう。 真っ暗な中脚立から落ち気を失う宏子。電気を消したのはイケメントリオの一人、石原黎だった。 石原は宏子をお詫びのディナーに誘う。断っても強引に、しかも他の社員からの印象を良くした状態で。 実は俺サマ暴言を吐く腹黒オトコで!? 女性に不自由しないはずの石原だがなぜか宏子に執着する。 彼いわく、宏子は二大条件をクリアしているらしい。 そんな勝手ばかり言われても困る!! 反発する宏子はいつしか彼に惹かれてゆき……?