夢中文庫

御曹司の過激な独占欲

  • 作家此花さくら
  • イラスト花岡美莉
  • 販売日2017/04/25
  • 販売価格300円

「あの…どうしても…この格好のままで…いなくては…だめ…ですか?」一糸まとわぬ姿で、鏡の前に立たさた夏霧をジッと見つめ御曹司の一輝。倖月夏霧は23歳のOL。旅行代理店に勤めている。父親の借金のため、日本屈指の財閥、石動家の一人息子の花嫁候補として石動家て暮らすことに。ある日、一輝から『お前は私の花嫁候補なんだろう。それなら、ベッドでも私の好みの身体にしてやろう』と言うと、毎日、求められる。借金の為にと一輝の言いなりになる夏霧。どんどん変わっていく自分の身体と心・・・。自分の存在に悩む夏霧だった…。

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「あの…どうしても……この格好のままで…いなくては…だめ…ですか?」
 ここは広く豪奢な屋敷の中で私に唯一与えられた部屋。その部屋で私は、一糸まとわぬ姿で、大きな姿鏡の前に立たされている。
「動くな。俺の命令は絶対だ」
 彼は私を背後から抱きしめるようにして立っている。私は鏡に映る彼に向かって話をする。
「で、でも…。もし、メイドが部屋に入って……こんな恥ずかしい姿を……見られたら」
「誰が部屋に入ってきても気にするな。使用人は家具と同じだ。いないものと思えばいい」
「そ、そんなこと……無理です。お願いです…服を着させてください」
「同じことを何度も言わせるな。お前は俺の花嫁候補だ。だから、俺の命令は絶対だ」
 彼の命令は私にとっては抗うことが出来ない。その理由は、私が買われた花嫁候補だから。
 彼は石動(いするぎ)一輝(かずき)。石動財閥の御曹司。180センチの長身とスマートな体躯。そして、誰もが目を引かれる整った顔と、気品を兼ね備えている。
 おそらく女性なら誰もが憧れるだろう。けれど私は、彼の裏の顔を知っている。
 石動一輝は、冷静沈着で感情をあまり表に出さない、と言われているけれど、私の知る彼は、冷酷で無慈悲な人だ。
 彼は私の腰を指先でなぞりながら、
「いつみても美しく、清らかな身体に見える。なのに、こうして乳房に触れただけで敏感に反応する」
 そう言って彼は、私の乳房を手で包み込むと捏ね上げるようにして大きく上下に動かしていく。
「ぁっ……んっ…んくっ…はぁあっ」
 甘美な疼きが乳房から身体の奥へと広がっていく。鏡に映る自分の目が欲望に潤んでいくのが分かる。
 そんな自分の姿を鏡越しに見るのが恥ずかしくて、私は目を固く瞑る。そんな私の様子を乳房を弄りながら見ていた彼が──。
「目を開いてよく自分を見るんだ。穢(けが)れを知らなかったお前が、俺の愛撫で肌を薔薇色に染めている」
「ああっ……い、言わないで下さい」
「そのシルクのような肌には何が似合うかな?」
 そう言うと、彼は私の首元にダイヤを無数にあしらったネックレスをかけた。
「こ、これは…?」
「やはりな。シミ一つないお前の肌には、このダイヤのネックレスが良く似合う。見てみろ。高揚した肌がひと際美しく見える」
「やあっ……だめっ…そこは…触らないでっ…ぁあんっ……だめえっ」
 私が首にかけられたダイヤに意識が向いたスキに、彼の手が身体の中心へと降りていく。
 そして、割れ目をこじ開けるとその奥ある襞と突起に指を押し付けてきた。甘い痺れに腰が震える。
「なんだ? もう濡れてきているのか? 覚えのいい身体だ。そうだ。俺が触っただけでココを濡らしてしまうようになればいい」
 そう言うと、彼は襞と突起を擦り上げるように指を上下に動かした。くちゅっと小さな水音が聞こえて気がした。
「あんっ……んんっ…あっ…だめっ…そこ…弄ったら…だめですぅっ」
「そうか? 夏霧(なつき)のココはそうは言っていないようだが。俺が指を動かすたび、いやらしい蜜がさらに溢れてきている」
 彼は突起を指先で軽く押しながら、円を描くように指を小刻みに動かしてくる。その言葉にならない快感に内腿が震える。

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