
イラストルシヴィオ
教え子にこんなことをされ、蔑まれているのに、私は感じてしまっている――結婚を控えた高校教師の美琴は、ある日、気がつくと生徒の津川周の部屋のソファに拘束されていた。大好きな先生に結婚なんかさせない、僕の性奴隷にしてやるんだ――暗く熱い情念を暴発させる美少年の性玩具の責めに、女教師は肉体ばかりか心も目覚めさせてゆき、ついに…。
あっ……あああっ!」
全身をビクビクと震わせて、私はもう何度目か分からない絶頂を迎えた。
「……すごいね、先生。女の人は何回でもイケるって本当なんだ」
悪魔のような微笑を浮かべた少年が、拘束されて身動きのできない私を冷たく見下ろす。
「も、もうやだぁ……お願い、もうやめて、許してぇ……」
私はぼろぼろと涙を流してそう懇願した。何時間も責めさいなまれ、数え切れないほどオーガズムを迎えた身体は既に限界だった。
「壊れちゃう……これ以上イかされたら壊れちゃう、死んじゃうよぉ……」
もう教師としてのプライドも、立場もなかった。私は小さな子供のように泣きじゃくり、十歳も年下の少年に情けなく許しを請う。
「壊れちゃっていいんだよ――ほら」
――ヴヴヴヴヴヴ!
しかし私の願いもむなしく、彼は再びバイブレーターのスイッチを入れた。
「ひっ……」
私は息を飲む。激しく身をくねらせる凶器が、無理矢理開かされた足の間へ押し付けられた――。